■あの日見た桜           *この作品を上演するには、ひょっとしたら高校の許可が必要かもです・・・
<時代> 1183〜1184年
<舞台> 鎌倉
<出演者> 5人
<時間> 約30分
<難易度> ★★
<コメント> 出演者数5人、所要時間30分、場面転換0回と、とってもお手軽でしかも感動できる作品だと思います。
衣装や桜の木さえ何とかすれば何とかなります(笑)
演出によって、色々脚本を変えてもいいと思います。
源義経を出したらもっと人数と時間を増やせると思うので、大人数でやりたい時は試してみては?
あるいは大人になった大姫のエピソードを入れても良いかも。
むしろ木曽義仲と巴さんのエピソードとかもいれたいなあ。3部作みたいにして義仲&巴→義高&大姫→頼朝&政子(または義経編)にしてもいいですね♪いつか書いてみたいです!
<あらすじ> 源平時代。源氏と平氏が争いをしていた頃、ともに清和源氏の血を引き、いとこ同士でもある源頼朝木曽義仲との仲が険悪になろうとしていた。そこで頼朝は義仲の嫡男・義高を愛娘・大姫の婿として鎌倉へ呼び寄せる。この時、義高10歳、大姫6歳。無邪気な大姫を前に、人質として覚悟を決めていた義高の心はしだいに溶かされていく。いつまでも、この幸せな時が続けばいいと、桜を見上げる2人。しかし、義仲の裏切りにより義高は斬首されてしまう。泣きながら、桜を見つめる大姫。
−小さくても、はかなくても、本当の恋−
<備考> これは私が高校時代、倉本由布先生の「夢鏡」という小説を読んで、感動した勢いで「舞台化したい!」と演劇部の先輩にプロットを持ち込んだのがきっかけで作りました。当時の演劇部員全員で推敲を重ね、手探りで作り上げたものです。台本作者は当時のM西高演劇部全員で、誰一人欠けてはいけないと思っています。このHPで紹介している台本は、実際に舞台で使った台本が手元になかったため、試作品の台本と記憶を頼りに作成しました。気に入って頂けると幸いです。  <さなきょ>
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